こんにちは。藤木しんやです。
昨年12月から1月にかけ北陸・東北地方を中心に大雪の被害が広範囲に発生し、ハウスや畜舎の倒壊、果樹の枝折れ、倒伏など被害額は100億円を超えています。
私は1月に農林水産災害対策委員会事務局長を拝命し、1日でも早い農業経営再建に向けきめ細やかな支援と被災前より機能を上げる改良復旧を認めるよう野上農林水産大臣に申し上げ、今般の支援策には今後の災害に向けた補強や融雪パイプ導入などの改良復旧を認めていただきました。
支援策の方針が決まり、いち早く北陸・東北地方の災害現地に向かいJAグループ関係者や組合員の皆さまに説明を行いました。
2月13日の夜11時を過ぎた頃、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し福島県と宮城県で震度6強の激しい揺れを観測しました。緊急地震速報を確認し一番に頭をよぎったのが津波です。幸い、震源が深く津波は発生しませんでしたが地震の影響で一時は停電や断水が発生しました。
農業関連では大きな被害など発生していないとの報告を受け安堵しましたが、被災された方々の精神的なダメージは大変大きいものです。
まもなく東日本大震災から10年。そして熊本地震から5年が経ちます。今の時代、どこで大規模災害が発生するか分かりません。あの日の苦しみや悲しみ、復興へ向けて助け合った経験を決して忘れてはいけません。いざという時の備えを常日頃から考えていくことが重要ではないのか改めて考えさせられました。
1月20日に第66回JA全国女性大会。2月16日に第67回JA全国青年大会に出席してまいりました。例年であれば、全国各地より多くの女性部・青年部の皆さまが東京に集結し活気溢れる発表が繰り広げられ私も毎年楽しみにしていましたが、今年度はコロナウイルス感染防止対策のためYouTube配信の形で開催されました。活動にも制約があるなかでしたが、各組織の活動報告を受け大きなパワーを感じました。