【愛知みなみ】5月下旬、JA愛知みなみは田原支店で根本幸典衆院議員、藤木眞也参院議員、山本浩史愛知県議会議員と緊急の意見交換会を開いた。同JAからは常勤役員4人と各生産部会代表、担当職員、田原市役所職員、JA愛知中央会の職員も出席した。新型コロナ禍の窮状を訴えた。
各部会代表者からは「厳しい状況の中、今年も始まり部会の中では不安の声が広がっている。昨年度同等の支援を今年もお願いしたい」とコロナウイルスの収束の見通しが立たない状況で今後の支援を求める声や「支援金については不公平のないように」といった意見が聞かれた。
根本議員は「厳しい状況だと感じている。今回皆さんの要望を聞き、次世代につなげるためにも全力で対応していきたい」と語った。藤木議員は「経営継続補助金はもう一度やっていただきたいという多くの要望が届いている。真剣に農水省と相談を行っている最中。農林部会を挙げて取り組んでいるのでしばらくお待ちいただきたい」と述べた。
同JAの鈴木照彦組合長は「高収益次期作支援交付金第4次公募について具体的な対応の取りまとめを行っている中で、この会は絶好のタイミング。意見を伝え続けることが大切」と今後も現場の声を伝え続けていく姿勢を見せた。
【2021年6月8日付日本農業新聞掲載】