佐野会長(左から3人目)らと子実トウモロコシの生育状況を視察する藤木議員(左)(宮城県大崎市古川で)
【宮城・古川】藤木眞也参院議員が19日、大崎市古川を訪れ、同市敷玉にある子実トウモロコシや大豆の圃場(ほじょう)で生育を確認した。JA古川の大豆センターなども視察した。
視察後、JA宮城中央会の佐野和夫会長、JAの佐々木浩治組合長らと意見交換した。
JAは、大豆との輪作による大豆収量の向上や労力削減の観点から、2022年度から新たな転作作物として子実用トウモロコシの栽培に取り組んでおり、今年で2年目。
JAの大友學専務は「播種(はしゅ)から収穫までの対策はできてきた。最終的に飼料として供給されるまでの一連の流れがスムーズにできるような対策を要望したい」と話した。
藤木議員は「ここまで先駆的に取り組みを行っているところにしっかりと支援したい。一大産地として全国の手本になってほしい」と話した。
【2023年09月30日付日本農業新聞掲載】