意見を交わす藤木参院議員(11日、盛岡市で)
【岩手】JAいわてグループは11日、盛岡市で藤木眞也参院議員とJA生産者代表者との意見交換会を開いた。県内JAの作物別部会、県青年協・女性協の代表者ら約60人が出席した。
JA岩手県中央会の伊藤清孝会長は「本県農業の生の声を直接、藤木議員に伝える貴重な場だ。岩手県の農業現場の声を国政に反映していただきたい」とあいさつした。
意見交換会では各代表者らが農畜産物への価格転嫁や消費拡大に向けた取り組み強化、農業後継者に対する支援などについて意見を表明し、藤木議員が一人一人にコメントを返した。
藤木議員は「農家の所得を上げていかないと根本的な後継者不足の解決は難しい。また、しっかりと農業予算をつけて政策を進めていくことが農業にとって本当に重要な時期にきた。頂いた意見を精査し、着実に国政に反映させていく」と述べた。
【2023年07月12日付日本農業新聞掲載】