藤木議員(左)と農政について意見交換をする青年部員(長野県松本市で)
【長野・松本ハイランド】JA松本ハイランド青年部は11月上旬、農水政務官の藤木眞也参院議員を招き、農政懇談会を松本市のJAグリンパルで開いた。青年部員が提出した、急激な円安やウクライナ情勢による生産コスト上昇への対応、食料安全保障などの観点から見た農業振興政策、遊休荒廃地の活用などについて意見を交わした。
部員が「生産コスト・肥料価格の上昇、高止まりが予想される。生産コスト上昇分を販売価格に転嫁するための支援や、仕組みの構築を求めたい」と要望。藤木議員は「今後もセーフティーネットを考えているので有効活用してほしい。これからも関係機関が一丸となって取り組んでいく」と激励し、展望を語った。
濱幾洋青年部長は「全国の農業を知っている藤木議員と、直接意見を交わせたのは貴重な機会。盟友たちがこの懇談会をどう思い、どう感じたのかが大事だ。今後も、青年部として勉強し、より良い農業を続けていくために、地域の課題を見直していく」と意気込みを話した。
【2022年11月18日付日本農業新聞掲載】