茨城県かすみがうら市での高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜確認を受け、藤木眞也農水政務官は4日、水戸市の茨城県庁で大井川和彦県知事と会談した。国と県が連携して、早急な防疫措置を行うことなどを確認した。
県によると、会談で藤木政務官は「迅速で的確な殺処分と焼埋却を進める必要がある。初動対応が大事なので、国と県で連携して進めていく」との方針を示した。
大井川知事は、発生農場での飼養羽数が約104万羽と大規模であることを踏まえ「県職員中心に対応するが時間がかかる。国からも支援を頂きたい」と話した。県が行う自衛隊の派遣要請について、農水省から防衛省に協力要請を行うよう求めた。
【2022年11月05日付日本農業新聞掲載】