意見交換会の後も交流する藤木議員(左)ら
【愛知】県農協青年組織協議会は7日、名古屋市のJAあいちビルで、農政学習会を開いた。国の農業政策などについて理解することが目的で、17組織の代表者ら46人が参加した。
同協議会では本年度、農政活動と食農教育を2本の柱に活動を実施してきた。今回の学習会では、国の補助事業などの学習の他、同協議会の国会議員への要請対応について報告し、若手農業者が農政運動に積極的に参画することの必要性などについて学んだ。
同日、藤木眞也参院議員との意見交換会も実施。青年農業者から出た、資材費などの高騰を農産物の販売価格に転嫁できないなどの意見に対し、藤木議員は「農産物価格は大手量販店が決めている実態の中、JAグループが価格をリードできる仕組みが必要ではないか」などと話した。
同協議会の伊藤芳樹委員長は「国の動きを理解することや、自分たちが抱えている課題などを素直に意見することがとても大事なことだと感じた」と話した。