自民党は14日、来夏の参院選の1次公認候補を決定した。比例代表では、全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)が推薦する現職の藤木眞也氏(54)ら17人を公認、1人を公認内定とした。
藤木氏は、全国農協青年組織協議会(JA全青協)会長、熊本県JAかみましき組合長などを経て、2016年の参院選で初当選。日本農業新聞の取材に「準備が整った。2期目に向けてしっかり頑張りたい」と話した。
同党は選挙区では、27選挙区で29人を公認した。農林関係では、富山選挙区で現職の野上浩太郎農相(54)、鹿児島選挙区で現職の野村哲郎前農林部会長(77)を公認した。ともに4期目を目指す。
比例代表では現職の進藤金日子農林部会長代理(58)も公認した。
【2021年7月15日付日本農業新聞掲載】