被災した酪農家と話す藤木氏(右)(7日、石川県内灘町で)
【いしかわ】自民党の藤木眞也参院議員は7日、石川県で能登半島地震の被災地を視察した。JAや農家を訪れて被害状況を確認するとともに、復興を支援していく考えを強調した。8日も県内の被災地を回る。
7日は、石川かほく、はくい、志賀、能登わかばの4JAを訪問。各組合長から被害状況を聞き取り、一日も早い復旧と復興に向けて支援する考えを伝えた。内灘町では、断水の被害があった河北潟酪農団地の牧場を訪問。酪農家は「乳が出なくなった牛もいる。地震前に戻るには1年ほどかかるのでないか」と苦境を話した。藤木氏は、自らの熊本地震の被災体験を話し、国の支援や助成についても伝えた。
8日は奥能登地域の内浦町、のとの2JAを訪れ、珠洲市、輪島市などの被災現場も視察する予定だ。
【2024年02月08日付日本農業新聞掲載】