参加者に情勢報告する藤木議員
【宮崎】宮崎県農民連盟は8月31日、藤木眞也参院議員の国政報告会を宮崎市で開いた。各JA・連合会支部より約350人が参加。日本の農業情勢や食料・農業・農村基本法見直しなどについて報告した。
栗原俊朗委員長(JA宮崎中央会代表理事会長)は「藤木議員は農家、JA組合長の経験もあり、農業現場を熟知している。多くのことを学んでもらいたい」と参加者に呼びかけた。
藤木議員は人口や消費者の食の変化、輸入や輸出を含めた世界情勢を報告。「消費者が求めているものは変化している。所得を伸ばすにはその変化に対応することが重要」と訴えた。食料安保への取組みや、拡充した和子牛生産者臨時経営支援事業なども報告した。
坂下栄次副委員長(JA宮崎経済連代表理事会長)は「食料安保への取り組みを進めるためには消費者の理解が必要。藤木議員にはその点も含め対応をお願いする」と伝えた。
【2023年09月02日付日本農業新聞掲載】