藤木政務官(右)に酪農・畜産への万全な対応を要望した小野寺会長(東京都千代田区で)
JA北海道中央会の小野寺俊幸会長は3月下旬、東京都千代田区の農水省で同省の政務三役らに「北海道酪農・畜産危機突破緊急集会決議」を渡し、酪農・畜産生産現場の実態を踏まえた万全な対応などを強く要望した。
緊急集会決議は18日に開いた北海道酪農・畜産危機突破緊急集会で決めた。内容は、畜産経営の安定に関する法律(畜安法)への対応と、酪農畜産経営の維持に向けた対応の2点。
藤木眞也農水政務官は畜安法の検証を行っていく意向を示し、酪農・畜産緊急対策をパッケージで行う旨の発言をした。
小野寺会長はJA全中の中家徹会長にも緊急集会決議を手渡した。酪農畜産に関する全国集会開催など、全国的な運動展開を強く求めた
【2023年03月30日付日本農業新聞掲載】