決起大会で頑張ろう三唱する参加者
【くまもと】夏の参院選比例区に、自民党公認で立候補を予定している現職の藤木眞也氏(55)の総決起集会が22日、熊本市で開かれた。JAや地元熊本の後援会の関係者ら約1100人が参加。議席獲得のために、支持拡大に全力を尽くすことを確認した。
藤木氏は、全国農協青年組織協議会会長やJAかみましきの組合長などを経て、2016年の参院選比例区で初当選した。
農水大臣政務官などを務め、今回2期目を目指す。全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)が推薦、熊本県農業者政治連盟(県農政連)が公認している。
決起集会では、県農政連の宮本隆幸委員長が「参院選は食料の戦いになる。これはわれわれの戦い」と呼びかけた。
全国農政連の山野徹会長は「最も農業・農村を知っている議員。全国のJA、農家からの評価・期待が高い」と、藤木氏の実績を強調した。
藤木氏は「世界の穀物相場が上昇し、食の関心が高まっているのを追い風と捉え、再生産が維持できる仕組み、手取りが確保できる農政をつくっていきたい。農業の転換期を迎える大事な選挙だと理解してほしい」と訴えた。
【2022年5月24日付日本農業新聞掲載】