【長崎】九州沖縄地区農協青年組織協議会は20日、長崎市でJA九青協リーダー養成研修会を開き、青年部活動の在り方などを討議した。コロナ禍を踏まえて参加者を制限。各県の代表約20人が出席した。各県からは約200人がウェブ会議で参加した。
協議会の木原教茂委員長は「研修会は(JA青年組織の)綱領を実質化していくのが目的。新たな形の研修となったがウェブを活用し『九州は一つ』の気持ちで活動を広げたい」と決意を述べた。
JA長崎県中央会の辻田勇次会長は「農業生産の拡大や地域の活性化のため、青年部が頑張っている姿を地域に発信し、農業の振興に力を貸してほしい」と参加者を激励した。
参加者は、コロナ禍の全青協活動などをテーマに、時代に合わせた青年部活動の方向性や在り方を模索。参院議員の藤木眞也氏が「コロナ禍における青年部活動と今後の国政、農政の動き」と題して講演をした。
【2021年7月22日付日本農業新聞掲載】